想定外の1日繰り上がり2022年度ハリラヤ。
マツムラ家は準備ができたのか?
バジュラヤ(ハリラヤ用の衣装)の準備
ハリラヤには、女性はバジュクロンやバジュクバヤと呼ばれる民族衣装を身に着けるのが慣習です。たいていは『特別な日』ということで、新品を、家族でテーマカラーを決めて揃える事が一般的です。
が、天邪鬼なわたくし、好きな色を各々着ればいーじゃん!とテーマカラー決めたり新調したりするのは拒否しております。
似合う色はそれぞれ異なるし、普段は民族衣装は着ないので、毎年増えるのも嫌だし、そんなことにお金は使いたくないのです。
普段からマレー民族衣装を身に着ける人は、ハリラヤに新調してその後は普段使いにおろす人が多いかな。だから、毎年新調しても無駄にはならないよね。
そういうわがままを言い続けていたら、我が家のテーマカラーは、私が着ると決めた服に合わせることになっていました。
女帝か?
今年は、買わなければならない事情もありました。
大病後、寝室を階下の狭い部屋にうつしたため、病欠中に衣類の断捨離をしました。結果、バジュクロン1枚(長女あーちゃんの婚約式に着用したもの)+2枚しか残らず、使いまわし感がひどすぎました。
結果、新調は避けて通れない羽目に。
入らなくなった(爆)けれどきれいなものはリサイクルに出し、毛玉ができたり、ほつれたり破れたりしていたものは切ってぼろ布として寿命全う。3枚しか残らなかった事には、我ながら驚いたわ。
そんな経緯の末、ラマダン月1週目の週末に、自分用、夫用は購入。
マネキンが着ていたコレ↑にフォーリンラブ。ショッピングモールを上から下まで巡りこれを超え、かつ、値段は安いものを探したものの見つからず、清水の舞台から飛び降りて購入。
この時点で、今年のテーマカラーがブラウンに決定(というWhatsAppメッセージが家族グループに投稿される)
生地も織物タイプで素敵だし、切替えがレースになっているのが珍しくて、飛びつきました。
翌週に、同居する次女いーちゃんの分も購入。
三女うーちゃんは下宿先から帰省後の4/30(土)に、直前ではあるものの無事に購入。
長女あーちゃんは、休みになった5/1(日)に妹2人を連れて買い出しに行き、無事購入。
ハリラヤ繰り上がりに惑わされることなく買い物終了してて良かったな。
食料調達
勤務先が4/30からの連休になっていたため、5/1午前中にメインの食材は買い揃えていました。
普段はスーパーマーケットでの買い物が多いのですが、こういう時こそ、田舎で買い物です。
田舎道の道端や小さな店の店頭で、ハリラヤ用食材が売りに出ていたので、スーパーには売っていないようなものを購入済み。
つくづく、買っておいて良かったわ。
食事準備
本来ならば、5/2の昼間に、不足食材の買い出しも行なった後に作る予定だったものを、5/1午後9時頃から超特急で夫が作ったお料理
上から時計回りに
・ルンダンヒジャウ(Rendang Hijau Daging):1センチ角に切った牛肉をココナツミルク・緑色のチリ、チリパディ、ターメリックの葉、その他調味料で煮込んだもの
・アヤムマサッメラ(Ayam Masak Merah):ぶつ切りにした鶏肉をチリペースト、多種調味料・ココナツミルクで煮込んだもの
・ルマン(Lemang):上の画像で説明済
・クアカチャン(Kuah Kachang):ピーナツソース。
これらに、クアロデ(干しエビ出汁の効いたココナツミルクベースの野菜スープ)をかけ、自分の好みの混ぜ方で混ぜながらいただきました。
大掃除は5/2にするつもりでいたため、ハリラヤ初日朝一に掃除機かける羽目になりました。
今年のバジュラヤ(ハリラヤの衣装)
長女あーちゃんは、予定通り5/2のほぼ深夜に帰宅し、5/3は家族5人水入らずのハリラヤとなりました。
これから1ヶ月はお呼ばれしたり、親戚襲来を受けたりの狂騒月間です。
お仲間の皆さん、頑張りましょうね。
マツムラ
最新記事 by マツムラ (全て見る)
- 断食月は眠気との戦いだった(2023年ラマダン覚書) - 2023年4月26日
- 挙式というか、婚姻契約式というか、とにかく、Akad Nikahへ向けての準備 - 2022年8月31日
- マレー人の結婚式(自宅で行なわれる場合) - 2022年7月13日
コメント